この記事ではミセスMV炎上理由は?コロンブスは何をした?類人猿が鉢巻をしているのはなぜ?についてまとめています。
・ミセスMV炎上理由
・ミセスMVで類人猿が鉢巻をして泣いているのはなぜ?
奴隷制度の生みの親ともいえるコロンブス。
そのコロンブスを演じているのに類人猿に労働をさせる描写がアウトのようです。
ミセスMV炎上理由
大人気グループミセスグリーンアップルの新曲「コロンブス」が炎上している理由をまとめてみました。
- タイトルが「コロンブス」
- 類人猿が先住民とリンクしてしまう
- 類人猿に労働をさせている
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ミセスMV炎上理由①タイトルが「コロンブス」
コロンブスといえば15世紀に活躍した探検家であり航海者として有名ですよね。
西洋人として初めてアメリカ大陸を発見し、ヨーロッパ世界とアメリカ大陸を結ぶきっかけを作った偉業で知られています。
- 名前: クリストファー・コロンブス
- 出身地: イタリア・ジェノヴァ?
- 生年月日: 1451年ごろ
- 死亡年月日: 1506年5月20日(享年55才ごろ)
- 職業: 航海士・探検家
しかし、ただアメリカ大陸を発見した航海者だけであれば今回のミセスのMVが炎上する理由にはなりませんよね。
コロンブスが歴史的に何をしたのかを見れば炎上理由が見えていきます。
- ◆第1次航海 (1492年)
-
スペイン女王イサベルの援助を得て大西洋を横断し、サンサルバドル島に到達。原住民への略奪行為を行う。
- ◆第2次公開(1493年)
-
キューバへ向かうが、黄金は見つからず、現地人を誘拐して帰国。
- ◆第3次航海 (1498年)
-
アメリカ大陸を発見。先住民族への暴力や奴隷制度が広まる。
- ◆第4次航海
-
難破し死亡。
コロンブスがアメリカ大陸やキューバなど、いわゆる西洋人未踏の地についた時に以下のような行為が広まったとされています。
- 先住民虐殺:コロンブスの到着後、アメリカ大陸の先住民族に対する暴力や奴隷制度が広まった。
- 奴隷制度の拡大:コロンブスの航海は「コロンブス交換」と呼ばれる東半球と西半球の間の交流をもたらす。これにより、新大陸からヨーロッパには食物や文化がもたらされた一方で、奴隷制度も広まった。
このような歴史的背景があるにも関わらず、今回のMVにコロンブスというタイトルで、類人猿と一緒に出演されるというのが炎上理由として挙げられています。
ただ、タイトルがコロンブスで類人猿がMVに出演していなければ炎上まではしなかったでしょう。
ミセスMV炎上理由②類人猿が先住民とリンクしてしまう
実際にはコロンブスが虐げたのは先住民であり、類人猿ではありません。
しかし、類人猿は人類の先祖であるため西洋人風の格好をしているミセスのメンバーが先住民を虐げているようにとらえられているようです。
MV内では類人猿自体もコロンブス達が行っている動作を真似してみたりと楽しそうにも見られます。
コロンブスのような西洋人ではなければ炎上することはなかったのかもしれません。
ミセスMV炎上理由②類人猿に労働をさせている
一見してみると類人猿時代も未知の音楽や、乗馬といったものを知ることができて喜んでいるように見受けられますよね。
「教育自体も上から目線で気持ち悪い」という意見もありますが、教育は知る喜びでもあるので、教育だけでは炎上にはつながらなかったでしょう。
問題は類人猿に人力車を引かせてしまっていることです。
ベートーヴェンのような人物を人力車に乗せて走っている類人猿。
その類人猿はとても苦しそうに汗をぬぐっている描写がありました。
それなのに乗っているベートーヴェン風の西洋人はウイスキーのようなものを飲んでいます。
これが観光地であれば違和感のない行為でしょう。
ただ、人力車を引いているのは通貨や仕事の概念がないであろう類人猿です。
この描写が「奴隷」「強制労働」に捕らえられ炎上しているようです。
ミセスMV炎上の世間の反応まとめ
まだ公開されたばかりのミセスのMVですが、肯定派と否定派の意見をまとめてみました。
ミセスMV炎上:肯定派の反応
まずはミセスMVの肯定派の意見を見ていきます。
- 類人猿であって先住民ではない
- あくまでも500万年前から探していたことを伝えたかったMVである
- 歴史上の事実を描いただけだからOK
- 歌詞を見れば差別的な歌でないのは一目瞭然
今回のミセスMVはあくまでも類人猿とミセスの3人の交流を描いただけなので問題はないという意見が多くありました。
確かに、ミセスのメンバーが西洋人ではなく、ミセスメンバーであれば炎上することはなかったのかもしれませんね。
ミセスMV炎上:否定派の反応
- 国際的に問題になりかねないのでMV自体をやめるべき
- 海外の人で歌詞を翻訳するまえに映像だけで判断される可能性もある
肯定派で紹介しましたが、今回の歌詞は特段差別を意識させる歌詞ではありません。
しかし、海外の人は歌詞を翻訳する前にMVの映像のみを見て拒否反応を示す人もいるでしょう。
その場合、曲自体は華やかで素敵な曲なのにMVのせいで拒否反応を示されるのはもったいないですよね。
今回の「コロンブス」はコカ・コーラとのタイアップ曲です。
海外から指摘がある前にMVを作成しなおした方が得策なのかもしれません…。
ミセスMVで類人猿が鉢巻をして泣いているのはなぜ?
炎上理由も気になりますが、ミセスMV内で赤と白の鉢巻をしている類人猿が泣いている描写が気になりませんか?
「MONKEY ATTACK」とラベリングされている映画です。
こちらについては現在調査中です。
日本映画でこのような描写があった覚えがあるので、おそらくそのパロディなのでしょう。
件の日本映画名が判明次第お知らせしますね。
また、SNSではこの映像は「プラトーン」ではないかともいわれています。
ミセスMV炎上の理由まとめ
ミセスの新曲「コロンブス」のMVが炎上しています。
あまりにも悪い意味で話題になったため現在はMVは視聴できずに楽曲のみ聞ける使用になっていますね。
炎上理由としては
- タイトルが「コロンブス」
- 類人猿が先住民とリンクしてしまう
- 類人猿に労働をさせている
というものが挙げられます。
おそらくお蔵入りになってしまった今回のミセスのMV。
多くのチェックが入ったにも関わらず、このような事態になってしまって残念でなりません…。
楽曲自体は爽やかで500万年前から探していたというロマンティックさもあるので曲としては愛されていくでしょう。
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